2008年に放火され、その後5年間かけて復活した南大門:崇礼門。

このすぐそばにあるのが、言わずとしれた南大門市場です。
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10数年前に友人と初めて韓国旅行に来た時に、南大門市場の屋台で食べて以来、
ほとんど足を踏み入れることのない南大門市場。

何がこの市場のお薦めなのかよくわからず、その割には沢山店があるので、
行く機会が無かった感じ。

今回は、そんな南大門市場の観光コースファームツアーということで、
日本、台湾、英語圏の方が参加し、半日コースを体験してきました~。

集合は、シンセゲペッカジョム(新世界百貨店)本店前で、1時半。

日本人は、2名でした~。
もう一人の方は、韓国にある日本統治時代の建物についてのブログを書いていらっしゃる方だそうで・・・きっと有名なブロガーさんです。

ツアーの最初は、歴史的建造物巡りです。

最初の訪問地は、百貨店すぐ横にあるスタンダードチャータード銀行第一支店の建物。
この建物、1935年、日本統治時代に朝鮮貯蓄銀行本店として建てられたものだそう。
外の柱が印象的な建物です。この建物は、ネオバロック様式で建てられています。

シャンデリアも趣がありますね。

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さて、次は道を渡ったところにある韓国銀行貨幣博物館。韓国銀行は、日本銀行に相当する国の銀行です。この建物もスタンダードチャータード銀行とほぼ同時期に建てられたもので、ルネサンス式のものです。よりエレガントな感じがします。

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貨幣博物館は、無料で入れますが、韓国の貨幣だけでなく、世界各国の貨幣や貨幣の歴史なども見ることができます。金塊もあったりして、気分だけでもリッチになることができますよ!

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次は、今週文化財として登録されたばかりの韓屋2階建て商家。何気なく建っているので気づかない方も多いかも。昔の南大門市場近辺は、このようなレンガ造りの2階建て商家が並んでいたそうです。

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さあ、最後は、お待ちかね、南大門市場です。

600年の歴史を持ち、1万軒以上の店舗があるこの市場。ソウルを代表する市場です。昔は、国が認めた市場として発達し、朝鮮戦争を経て、闇市から復興したとのこと。

歴史あるだけに、朝鮮ニンジンや海苔などが昔から有名だったそうです。
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今は、婦人服、子供服、アクセサリー、輸入品、リビング用品、寝具、食器などの生活用品、メガネ、ミリタリー服などの路地や商店街がミックスして、存在しています。
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食べ物では、カルチ料理の路地やおやつの路地、マンドゥのマッチプ、夕方から現れるポジャンマチャなどが有名だそうです。
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*マンドゥはこのお店がおすすめです!

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とにかくじっくり見ると1日あっても足りないかも。

 

価格の交渉に応じてくれる店もあるので、値切りにチャレンジしてみてください。

 

ちなみに、南大門市場の中の地図は、このソウルナビの地図がおすすめです。

http://www.seoulnavi.com/special/5002927

 

では、皆さんも南大門市場で掘り出し物を見つけてくださいね~